【住宅不動産ご購入までの流れ】


マンハッタンの不動産購入は、日本のそれと若干異なります。


いくつもの複合的な要素が絡み合う不動産購入のプロセスですが、まずは最もシンプルなコンドミニアム(日本でいう分譲マンション)を例にとって大まかな流れを理解していただければと思います。

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1. 住宅ローンの準備

金融機関の住宅ローン(以下モルゲージ)を使用する場合、モルゲージがいくら借りられるのかが記載されたレター(Pre-Qualify/Pre-Approval Letter)をモルゲージブローカーもしくはレンダーから入手することがマイホーム探しの最初の一歩となります。一括現金購入の場合を除き、これなしで物件探しをスタートすることのないようにご注意ください


2. 不動産エージェント(バイヤーズ・エージェント)探し

マイホーム探しだけでなく、これからの全プロセスをサポートしてくれる不動産エージェント(バイヤーズエージェント)を探します。バイヤーズエージェントなしでの購入は不利な交渉になる可能性が高いので注意が必要です。※詳しくは不動産エージェントの項参照

バイヤーズ・エージェントの費用は、購入する不動産の売り手(セラー)が支払うことになっており、買い手であるあなたには一切金銭的な負担はありません。もちろん私自身いつでもお引き受けいたしますのでお気軽にご連絡ください!(宣伝 笑)


3. 物件探し

実際のマイホーム探しをスタートします。不動産エージェントによるオープンハウスツアー、オープンハウスを行わない物件に連絡をとって見学をするプライベート・ショーイングなどをつかい実際にいくつもの候補物件を見て、最終的に購入したい物件を決めていきます。


4. オファーを入れる

購入したい物件の売主に対し正式に購入意思と購入希望価格を提示することを、”オファーを入れる”といいます。モルゲージを利用する場合には先述のPre-Qualify/Pre-Approval Letter、

現金購入の場合には金融機関の残高証明書をオファーフォームと共に提出します。


5. オファーの承諾

売り手からオファーに対する返答がとどきます。オファーが承諾された場合(Accepted Offer)にはすぐに不動産専門の弁護士を雇い(通常の弁護士ではなくNYCの不動産取引に通じた不動産専門の弁護士)契約へのステップへと進みます。弁護士が決まっていない場合には不動産エージェントに紹介してもらい選定します。また、オファーが拒否された場合や、売り手からのカウンターオファーがあった場合には不動産エージェントを通して売り手との交渉を行います。


6. 契約

契約内容や条件、交渉事項を弁護士と相談し弁護士は売り手側の弁護士と交渉をします。同時に弁護士は物件のこれまでの持ち主や抵当権の有無などに関する調査をタイトルカンパニーに手配する。契約内容が確定したら買い手側、売り手側ともにサインを行い契約手続き完了となります。


7. クロージング/支払い精算と不動産権利譲渡

売り手と買い手の弁護士により実際の不動産権利譲渡の最終日程の設定を行い、モーゲージを利用する場合にはそれに合わせてモーゲージの支払いがされるように手配します。クロージングの当日には、モーゲージ、弁護士費用、タイトルインシュアランスなどを含め全ての支払いが精算され、不動産の権利が譲渡されることにより購入完了となります。





※実際の流れは物件により異なりますので具体的にお知りになりたい場合にはいつでもお気軽にご連絡ください。


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